鎌倉スパイスを使ったシフォンケーキ
夏っていう感じで季節のアレンジのコーヒー「シトラスサマー」
バリスタの河合さん今月は九品仏駅を右手に出て4つ目の交差点の先、右手のビルの中二階にある「トバリエギャラリー アンド カフェ」の戸張郁子さんに絵画ギャラリーの魅力と九品仏の印象を聞きました。
自分では絵を描けないけど見るのは好きだったので。もっと日本の若いアーティストさんに元気になってほしいなぁ、というのがきっかけですね。ギャラリーは全てが企画展でトバリエが納得した作家さんを皆さんにご紹介しています。
若い作家さんだけという訳ではありませんけど、レンタルスペース代のことを考えてなかなか発表できないのはもったいないなということです。発表したい、っていう意欲を持って作品を描いてくれればそれでいいかなと。人に見てもらった方が良いと思うんですよ、折角描いたものは。なので、若い人なら「見てもらいたいんだ」っていう意欲をすごく持っている人が良いですね。
人柄ですかね。特に私が美術の道をずっと歩んできた訳ではないですから、作家さんの技量などで選ぶ基準がないので作家さんのパーソナリティが基準です。それが作品にも表れるので。
それはもう色々で、どこかの画廊に行ったときに「あ、いいな」と思ったらお話しして「今度うちでどうですか」ということもありますし、私は元々広告代理店にいたので、美大出身のデザイナーさんから紹介していただいた方も多いです。ここで展示された作家さんのお友達の作家さんということもありますし、良い出会いがつながっていくっていうのはありがたいですね。後は、たまたま通りがかったとかアートマップで見たとか、作家さんの方から来てくださって「ここでやりたいんですけど」という方もいらっしゃいますね。
最初は学芸大学でやっていたんですけど、建物の事情で出なければいけなくなってしまって。次はどこにしようというときに、そもそも自由が丘エリアを中心に活動していたので移転先をこの近くで探しました。ただ、自由が丘はあまりにも商業地区過ぎてゆっくり絵を見るっていうような場所でもなかったのですが、九品仏はぐっと落ち着いた感じでゆっくり絵を見るにはぴったりかなぁと。
やっぱりすごく良い場所ですね、ほんとに静かだし。絵がお好きな方がゆっくりと絵を見るにはぴったりな場所だと思います。それに案外アートマップとかでも多いですからギャラリー散歩するにも良い地域だなぁと思います。
日本では、絵画ギャラリーにふらっと入る習慣もあまりないし、絵を「あっ、いいな」って思ってパッと買う人もなかなかいませんが、なんだかもったいないですよね。気に入った絵をお洋服買うような感覚で気軽に買って、自分のお家に置いて毎日眺めるっていう楽しみも知ってほしいですね。作家さんが一生懸命向き合って丹精込めたものですから、そこから絶対エネルギーをもらえると思います。
それと身近なギャラリーにもっと気楽に入ってきてほしいなって思います。特に小さいお子さんなんかも見た方が良いと思うんですよね。月替わりにいろんな作家さんがいろんなものを発表している。それに触れるだけでもすごく良いことだと思うので。小学生のお子さんでも、幼稚園のお子さんでもどんどん連れて入ってきて絵画に触れてほしい。
スペシャルティコーヒーっていうのが結構人気だと思うんですけど、メインはいろんな産地の特徴のあるコーヒーを丁寧に入れるっていうのがコンセプトです。季節ごとにアレンジしたものも出したいなっていう事で、これから夏なのでちょっと炭酸が入っていたり、カクテルなんかに使うシロップが入っていたり。ノンアルコールのモクテルとかも取り入れています。
それと「鎌倉スパイス」っていって、鎌倉の「チー坊ノワール」っていうお付き合いのあるギャラリーというか、半分陶芸教室半分カフェみたいなところで、こだわりのスパイスと紅茶を開発されていて、鎌倉ではふるさと納税の返礼品にもなっているんですけど、今回これを使って「ルクリア」さんにお願いして作っていただいたシフォンケーキも美味しいですよ。
ありがとうございました！
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定休日 月曜日･火曜日･水曜日