今月のこんにちは

今月は体調管理特集号

今回は「体調管理特集号」といたしまして街の薬局の皆さまにご協力いただきこれからの季節に気を付けたい体調管理についてのお話しを伺いました。

1年が終わりに近づくにつれて忙しさが増し、体のことをいたわれない日々が続いてしまってはいませんか？なんとなくだるいけどやることはたくさんあるし…。とそのままにしてしまい、最終的には体調を崩してしまったなんて経験、皆さまにもあるのではないでしょうか。今年はそうならない為に、頼れる薬局3店舗にこれからの時期の体調管理についてお話しを伺いました。

まずは、2012年4月に開局の「とんぼ薬局」の大越さんに自律神経や生活リズムの整え方について伺いました。

「年末年始は朝晩、屋内外の気温差によって自律神経が乱れ、疲労がたまってしまう方が多い印象があります。気温の変化を感じやすいと自律神経がフル回転しているような状態となるため、頭痛、肩こり、めまい等の症状がおこり易くなります。こんな時は毎日38〜40度くらいの湯船に肩位まで10分以上つかって下さい。体に蓄積された疲労物質が流され、筋肉や関節をリラックスさせる効果があります。そして入浴後90分ぐらいで体の深部体温が下がり深い眠りにつき易くなります。」

「生活リズムを整えるにはまず、朝起きる時間をできるだけ一定にしてください。起きたらすぐに15分以上、窓越しでも良いので朝日を浴びてください。体の細胞の中にある体内時計がリセットされ、幸せホルモンといわれるセロトニンが分泌されます。朝食やウォーキング等のリズム運動を加えると更に分泌され易くなり、やる気や幸福感が高まります。」

日常で取り組める予防についてもお伺いしました。

「マスクはウィルスの飛沫から守ってくれるだけでなく、その保温、保湿効果により喉のバリア機能を高めてくれます。また、冷えは万病の元です。特に首回りや腰、足首は温めてください。日常生活では毎日湯舟に入る・日常的な動作に軽く負荷をかける（階段を使うなど）・バランスの良い食事などが挙げられます。」

次は1994年開局の「九品仏薬局」の中村さんにも年末年始に乱れがちな生活リズムの整え方を伺いました。

「整えるポイントは４つ考えられます。①起床時間をある程度決めておくこと（休日に多く寝たい場合でもプラス１～２時間にとどめると良い）②朝の日の光を浴びる（起床直後から30分以内が理想）③食事をとる時間をだいたいでいいので決めておく④就寝前には強い光を見ないようにすることをおすすめしていますが、ただ、あまり決めすぎてしまうとそれがストレスになったりするので、頑張りすぎず出来ることから取り組めると良いと思います。」

風邪予防についてもお話しを伺いました。

「体をあまり冷やさないように、例えばお風呂から出て脱衣所で体を拭くのではなくお風呂で拭くことや、首・足首は防寒対策をしないとすぐに冷えてしまうので気を付けてください。また、外側からだけでなく、体の内側、内臓から温めることも大事です。健康や薬の相談を受け付けております。処方箋なくてもご来局お待ちしております。」

最後に開局約75年、オレンジ色のサトちゃんムーバーが目印の「小杉薬局」の中村さんに年末年始に気を付けたい体調管理についてお話しを伺いました。

「年末年始は会食が多くなり、胃の具合が悪くなるお客様が多くなります。また、夜ふかしを避けて栄養バランスの良い食事を取って、規則正しい生活をを心がけてください。」

「寒くなるのでお風邪を召すお客様も増えます。言うまでもありませんが風邪、インフルエンザやコロナの予防策として、手洗い、うがい、マスクの着用、洗い残しが多い爪の間には爪ブラシの使用をおすすめしています。当店は医薬品だけでなく、化粧品や介護・衛生用品、ペット用品、雑貨等幅広く取り扱っていおりますのでご自分にあった予防グッズを探してみてくださいね。」

とのこと。腕時計の電池交換や眉カット等も行っているそうですの身の回りの困ったをご相談にいってみてくださいね。

いかがでしたでしょうか?

生活のリズムを崩さないためには体を冷やさないように過ごしてみたり、日光に当たって体を起こしてみたり、決まった時間に睡眠を取るなど、様々なポイントをお教えいただきました。まずは無理なく取り入れやすいものから初めて、徐々に体調を整えて穏やかに新年を迎えたいですね。

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